■江守徹(えもり とおる)
□肩書き
俳優 演出家
□所属
劇団文学座
□本名
加藤徹夫
□生年
1944(昭和19)01.25(水瓶座/A型)
□出身地
東京都
□出身校
新宿区立四ツ谷第一小学校→江古田小学校→駒込小学校→板橋区立志村第三小学校
板橋区立志村第一中学校
都立北園高校
□略歴
66年(22歳)朝ドラ「おはなはん」出演。
75年(31歳)大河ドラマ「元禄太平記」主演。
00年(56歳)大河ドラマ「葵 徳川三代」出演。
※他の主な出演:
舞台 「ガラスの動物園」「ハムレット」「アマデウス」
映画 「社葬」「マルタイの女」「監督・ばんざい!」
ドラマ「国盗り物語」「勝海舟」「八代将軍吉宗」
テレビ「連想ゲーム」「ダウンタウンDX」「徹子の部屋」
□趣味
映画鑑賞 将棋 テレビゲーム 絵画 熱帯魚 格闘技観戦 ボクシング
□特技
パソコン ワープロ 英語(翻訳) ギター ハーモニカ 水泳
■江守徹
□幼少時代〜
・ひとりっ子。
・1歳の時に父親が戦争で他界して母子家庭で育った。
・母親は絵画、音楽、文学に通じた教養人だった。
・2歳の頃から映画好きの母親に連れられて映画を観ていた。
ものごごろついた時には将来俳優になりたいと思っていた。
・小学校時代、絵を描くのが好きで何度もコンクールで賞を受賞。
・小学校時代、母親の転職で4回転校。
・小学校時代、お小遣いは全部映画につぎこんだ。
日本映画よりも洋画(特に西部劇)が好きだった。
・小学校時代、学芸会では主役をやった。
・小学校時代、水泳が得意だった。生まれて初めてプールに入った時から泳げた。
・小学校時代、臨海学校でデンキクラゲに刺されてアゴがパンパンに腫れた。
※大人になった後も傷跡が残っている
・小学校時代、国語の教科書の音読を自然な感じでやったら、
先生に「もっと元気良く」と注意された。
・小学校時代、成績優秀で毎年級長。
・中学時代、写真部とエスペラント語クラブ。
・中学時代、女子高生(友人の姉)の入浴を除き見していた。
・中学時代、上級生代表として新入生を歓迎する挨拶をした時、
緊張のあまり「新入生」と言うべき所を「卒業生」と言ってしまった。
・中学時代、生徒会の書記。
・中学時代、押入れに隠しておいた母女性の裸を模写した絵が毋親に見つかった。
・中学時代、将来オペラ歌手になりたいと思っていた。
・高校時代、演劇部と美術部。
・高校時代、劇団民芸の「ガラスの動物園」で初の新劇体験。
・高校時代、バスケットボール部に入るがランニングが嫌ですぐにやめた。
・高校時代、成績優秀(学年2位)でクラスのリーダー的存在、
目立ちたがり屋でひょうきんな事をして皆を笑わせるのが好きだった。
・高校時代、立候補して生徒会の議長をやった。
・高校時代、女の子にモテた。
・高校時代、数学が大の苦手だった。
・高3の時、レコード屋でアルバイト。
客がいない時はクラシックやビートルズのレコードを聴きまくっていた。
・将来プロボクサーになりたいと思っていた。
■江守徹
□私生活
・好物…沖縄の山羊料理。冷凍ドリアン。コンビーフ。生ハム。
ショートケーキ。チョコレート。アイスキャンディー。森永製菓「pino」。甘いもの。
・嫌いな食べ物…シャコ。ナルト。
・得意料理…パスタ(カルボナーラが一番得意)。
・おいしいものが大好き。
朝からトンカツやステーキを食べていた事もあった。
函館の朝市のイカ、静岡の桜えびなどを仕事のついでの時に仕入れてくる。
東名高速で帰京する時は沼津インターで一度降りてあじの干物を買う。
・脳硬塞を患って以降、酒はビール1缶程度しか飲まなくなった。
・以前は酒が大好きで毎日飲んでいた。
ビアホールでピッチャー(大ビン4本分)11杯分を飲んだ。
主演舞台をやる時はスタッフ・キャストを連れて自分のおごりで毎晩飲んだ。
酔うとますますおしゃべりになった。
酔うと男女構わずキスをしてした。
酔うと腕時計や上着を人にあげた(上着は初対面の人にあげた)。
酔うと人の腕を噛む癖があった(自分では覚えていない)。
元横綱と飲み比べをして気がついたらホテルのベッドで寝ていた。
酔って勝新太郎の頭をスリッパで叩いた(全く覚えていない)。
酔ってタクシーに乗って窓から顔を出して叫んでサングラスを投げ捨てた。
酔って帰って服を着たまま風呂に入りそのまま眠ってしまった。
酔ってクルマがたくさん通っている道を渡ろうととしてクルマにはねられた。
・05年に禁煙。
・持病…腰痛。
・健康法…サプリメント(ウコン、マカ、アミノ酸、朝鮮人参など約20種類)。
散歩(妻と一緒に歩く)。
・酒の飲み過ぎによる十二指腸潰瘍を患った(=69年)。
・軽度の脳硬塞で約1週間入院(=06年)。※3回目の脳硬塞
・通販で健康器具を多数購入(ボディブレード、ステッパーなど多数)。
・自宅にサンドバッグがある。
・太りやすい体質。10㎏ダイエットしたことがある。
・若い頃は自分の顔が大きい事に気付かなかった。
・睡眠時間は7時間が理想。
・裸に近い格好で寝る。
・クラシック音楽に詳しい。
・時間があるとレーザーディスクで映画を観る。
・映画「タイタニック」を観て泣いた。
・新しいものが好き。ワープロを発売当時に購入(約50万円)。
・パソコンを87年から愛用。パソコン用RPGにハマった事がある。
ホームページ作成、CGなどを勉強中(=01.09現在)。
iPadを愛用。
・電子辞書を愛用。トイレ、寝室の枕元などあちこちに置いてある。
・買い物に行くのが面倒なのでよく通販を利用する。
・凝りやすく飽きっぽい。
・好きなブランド…クリツィア。
・バラの花が好き。
・防災グッズを常備。
・自宅では着物(夏は浴衣)を着る。
・ペット…熱帯魚(淡水魚、古代魚、アジアアロアナ、ポリブテルスなど)。
・住んでいる所…東京都世田谷区三軒茶屋(マンションのワンフロアを購入=04.02現在)。
・別荘がある所…
静岡県・伊豆(囲炉裏・暖炉・サウナがある、テラスから富士山が見える=06.05現在)。
・いきつけ…
割烹「川奈」(西麻布)。
寿司屋「榎本」(三宿)。
フランス料理「コートダジュール」(渋谷東急百貨店)。
イタリア料理「アルポルト」(西麻布)。
イタリア料理「イル・ピアット」。
山代温泉「あらや」(創業800年)。
・愛車はアルファロメロ(=05.07現在)。
・1日に1000㎞運転した事がある。
・海が好き。素潜りが得意。
・スキューバダイビングの資格を取りたい(=99.04現在)。
・ゴルフをやらない(=03.12現在)。
・新幹線の車内で携帯電話で話している人がいると注意する。
・次女を師匠にホームページを開設した。
・孫から「てったん」と呼ばれる。
・妻と俳優座との合同公演「冬の花」で知り合った。
東京公演の後の地方巡業の間に行動を共にするようになり知り合って1年後に結婚。
・バーで酔っぱらっていた時にプロポーズした事を妻が根に持っているらしい。
・結婚式の当日にNHKの仕事が入っていたので合間に式を挙げてすぐにNHKに戻った。
・愛妻家。「てつおさん」「ともちゃん」と呼びあう。出かける時は必ずキスをする。
芝居の稽古中は愛妻弁当を作って貰う。酔って楽しくなると妻を呼ぶ。
しょちゅう一緒に旅行する。地方の仕事に連れて行く。
夫婦喧嘩をするとどちらが悪くても最後には妻に謝る。
「浮気をしたら殺す」と妻に言われている。
記念日や誕生日を忘れない。
■江守徹
□人間関係
・外山誠二…家族ぐるみのつきあい。文学座の後輩。
・森本レオ…友人。将棋友達。
・山瀬まみ…友人。飲み友達。
一緒に飲んで山瀬の腕をかんだ事がある。
・西岡徳馬…友人。
・中尾彬、村井国夫、前田吟、小野武彦…若い頃からの飲み仲間。
・三原じゅん子…板橋区立志村第一中学校の後輩。
・原田泰造…舞台「キスへのプレリュード」で共演してキスシーン。
・吉田日出子…高校の演劇部の同期生。
・夏八木勲…文学座附属演劇研究所の同期生(夏八木は途中で俳優座に移った)。
・渡辺徹、角野卓造、江守徹、加藤武、中村伸郎、
平淑恵、太地喜和子、杉村春子
…劇団文学座出身(年齢順)。
・松本昭子…中3の時の担任。
高校合格のお祝いに「不二家」で当時は高価だったミックスフライを御馳走してくれた。
・智子…元女優(俳優座)。71.06.07結婚。
・子供:
長男…見人(みると)。京都大学で哲学を勉強中(=01.09現在)。
長女…いづる。輸入関係の会社に勤務(=01.09現在)。
次女…あやみ。コンピュータ関係の会社に勤務(=01.09現在)。
※孫が2人いる(9歳と8歳、いずれも女児、いずれも長女の子供=10.09現在)。
■江守徹
□エピソードなど
・文学座付属演劇研究所に入所(=62年)。
・「試験当日に水着を持ってくること」
という但し書きが気になって俳優座の試験は受けなかった。
・演劇研究所の同期生30人の中で1人だけ文学座の座員になった(=66年)。
研究所入所時から換算して約500倍の倍率を勝ち抜いた。
・母子家庭だった為、早く母親が働かなくてすむようにしてあげたいと思っていた。
・「文学座のホープ」と呼ばれた。
・若い頃は長髪でサイケなファッションでキメていた。
・初めてテレビに出た時のギャラは約2000円。
・芸名の由来…フランスの劇作家モリエールをもじったもの。
・初対面でうつみ宮土理に「西田敏行さんに似てますね」と3回言われ、
怒って生放送の途中で帰った。
・大河ドラマ「元禄太平記」で大石内蔵助を演じた。
・シングル「あれから」をリリース(=75年)。
・シェークスピア劇に多数主演。
初めてシェークスピアの戯曲を読んだ時は面白さがよく判らなかった。
・戯曲翻訳、舞台演出を手掛ける。
翻訳の代表作は「アマデウス」(1週間で訳した)。
英語はきちんと勉強した事はないが映画好きだったので子供の頃から耳が慣れていた。
・主な舞台演出作品:
「ハムレット」「似顔絵の人」「絹布の人」「欲望という名の電車」
・映画「社葬」で日本アカデミー賞助演男優賞(=89年)。
・ひとり舞台「審判」は7万語以上の台詞を約3時間喋り続けた。
緊張し過ぎて途中でおしっこをちびってしまった。
・刑事コロンボ、田中角栄のモノマネができる。
・オーディオブック「ハリー・ポッターと賢者の石」の朗読を担当。
・深夜番組で素人女性の言葉使いの悪さに立腹して本番の途中で帰った事がある。
・別荘を「情報ツウ」で公開(=04年1月5日放送分)。
主要参考媒体
週刊文春 04年2月19日号
江守徹 1944.01.25 俳優
江守徹 1944.01.25 マルタイの女
江守徹 1944.01.25 春日局