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河内家菊水丸

■河内家菊水丸(かわちや きくすいまる)

□肩書き
 新聞詠み河内音頭菊水丸流家元

□本名
 岸本起由

□生年
 1963(昭和38)02.14(水瓶座/A型)

□出身地
 大阪府八尾市

□出身校
 此花学院高校卒業

□略歴(満年齢)
 80年(17歳)吉本興業に入る。
 81年(18歳)「ロック河内音頭」を発表。
 84年(21歳)新流派・新聞(しんもん)詠みを興す。

□趣味
 珍品収集 落語研究 相撲観戦

■河内家菊水丸

□幼少時代〜
・父親は河内音頭の師匠(14代河内家菊水)。
・母親はピアノ教師。
・自宅の居間に大きな太鼓とピアノが置いてあった。
・河内音頭の音頭取りは夏場の2ヵ月しか仕事がない。
 残りの10ヵ月、父親は朝からテレビを見ながら酒を飲み、しょっちゅう博打に行っていた。
 そんな父親を見て将来は絶対サラリーマンになろうと思っていた。
・小2の時、読書感想文の題材に今東光「悪名」を選び、
 女郎の足抜け、遊廓、侠客などの言葉を使って規定2枚のところを20枚書いた。
・小2の時、両親が離婚して母親に引き取られた。
・家元継承を決意して父親に弟子入り。
・稽古は毎週土曜日18:00〜22:30。
 時々稽古をさぼって祖母の部屋で「仮面ライダー」「8時だョ! 全員集合」を見た。
・10歳の時、河内音頭の音頭取りとしてデビュー。
 1回のギャラは2000円だったがおひねりを足すと1万円を超えた。
・ギャラはほとんど仮面ライダーカードに化けた(箱ごと買った)。
・歴史の年号や人物を七・五調に書き換えて河内音頭風の節をつけて覚えた。
・授業中に音頭取りのネタを考えた。中1の時にネタが20本あった。
・子供の頃から相撲が大好きだった。
 大阪場所の時に父親に連れられて片男波部屋によく遊びに行った。
 成績が悪かったので相撲部の特待生で高校に進学。
・高校時代、腰を痛めて相撲部を1年で退部。
 相撲部の特待生だったので退学だったのを担任の小山先生が担任預かりという形で学校に残してくれた。

■河内家菊水丸

□私生活
・料理は一切しない。食事は全て外食。
・酒は飲めない。
・肉を控えて野菜を多めに摂って2ヵ月で10㎏減量(=95年)。
・甲状腺がんの摘出手術を受けた(=12年)。
・高所恐怖症。
・夏が好き。冬は苦手。
・趣味で珍品を集めている。
 なんば花月劇場のめくり(「落語家 明石家さんま」など)。
 松田聖子の歯型付きガム。
 世界各国のホテルの「Don’t disturb」の札(200枚以上)。
 フセイン大統領に貰ったブリキ壷(水を入れると漏れる)。
 エリツィン大統領の目覚まし時計(8時に合わせても10時に鳴る)。
 金日成バッジ(北朝鮮でのライブでゲット、関係者用)。
 自宅の地下に約4万点のコレクションを収容する部屋がある。
・大阪万博の超マニア。
・住んでいる所…京都府南山城町(93年落成、敷地面積75坪、10LDK、
 サウナがある、ひとり暮らし=08.10現在)。
・チグリス河で釣りをして自動小銃を持った若い兵隊にさんざん怒られた。
・泊まったホテルの部屋の絵の裏にお札があるのを発見してその場で15分間金縛りになった事がある。

■河内家菊水丸

□人間関係
・辻元清美…友人。ピースボートで知り合った。
・西川のりお…西川がたけし軍団との対決を目指して作ったのりお軍団に参加。
・アントニオ猪木…イラクで開催された平和の祭典に一緒に出演(=90年)。
・松本竜助…弟子入りして河内家ピンポン丸を名乗った(=98年)。
・岸本宏子…87.06.22挙式、01年協議離婚。
・子供:
 長女…康江。高1(=02.06現在)。※離婚後前妻がひきとった
 次女…光貴。中2(=02.06現在)。※離婚後前妻がひきとった

■河内家菊水丸

□エピソードなど
・吉本興業で舞台に出た頃は漫才ブーム真っ盛り、河内音頭を始めると若い女性客は一斉にトイレに行ってしまった。
・売れない頃、友人から借金して洋楽のコンサートをたくさん観た。
 その経験が「ロック河内音頭」「レゲエ河内音頭」に繋がった。
・売れない時代は4畳半ひと間のアパート暮らし。
・88年にバブルの影響で家賃が11万円から一気に17万円に値上げされ、
 「家賃が高すぎて伝統芸能継承者が河内に住めなくなる」と市長にかけあった。
・フロムエーのCMソング「カーキン音頭」がヒット(=91年)。
・ピースボートで世界各地を歴訪。
・新聞詠み河内音頭の主なネタ…
 グリコ森永事件。豊田商事事件。リクルート事件。三浦和義物語。阪神タイガース優勝物語。
 藤山寛美物語。アントニオ猪木一代記。
・「新聞詠み」は音頭の時事ネタを乗せて唄う「河内音頭版ニュース解説」のようなスタイル。
 河内音頭800年の歴史を勉強して現代風の新聞詠みを確立。
・グリコ森永事件の犯人からの手紙を題材にしたネタ帳を入れたバッグを落として警察で2時間取調べられた。
・消滅直前のソ連でゲリラライブをやった。
・大蔵省前で「怒りの住専音頭」を歌った(=96年)。
・河内音頭の歌い手は全国に100会派1000人いるが本業で食べていけるのは10人程度。
・夏は2ヵ月で300本以上の営業をこなす。
・高所恐怖症だが盆踊り櫓は平気。
・関西万博の大屋根リングの盆踊り大会で河内音頭を披露する予定(=25年)。

主要参考媒体
日刊スポーツ 25年7月17日号

芸人
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