■武田鉄矢(たけだ てつや)
□肩書き
俳優 歌手
□所属グループ
海援隊
□本名
武田鉄矢
□別名
片山蒼(映画「刑事物語」の原作者名)
□生年
1949(昭和24)04.11(牡羊座/O型)
□出身地
福岡県福岡市博多区
□出身校
福岡市立那珂南小学校
福岡市立三築中学校
福岡県立築紫中央高校
福岡教育大学中退
□略歴(満年齢)
74年(25歳)海援隊「母に捧げるバラード」がヒット。
79年(30歳)ドラマ「3年B組金八先生」主演、主題歌「贈る言葉」がヒット。
91年(42歳)ドラマ「101回目のプロポーズ」主演。
※他の主な出演:
舞台「母に捧げるバラード」「3年B組金八先生 夏休みの宿題」
映画「男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく」「幸福の黄色いハンカチ」「刑事物語」
ドラマ「夫婦道」「龍馬伝」「水戸黄門」
テレビ「メレンゲの気持ち」
CM「東洋水産 赤いきつね」「武田薬品工業 タケダ胃腸薬21」
楽曲「あんたが大将」(海援隊)
□趣味
読書 津軽三味線 絵画 歌舞伎観賞 野球観戦
ゴルフ 合気道 カヤック 釣り
□特技
柔道 中国拳法
■武田鉄矢
□幼少時代〜
・父親は軍人→旋盤工。熊本出身。
・母親は熊本の名家・武田家出身。
・兄、姉がいる。
・父親が酒と女性に入れこんでいたので、
母親が朝から夜中まで働いて生活費を稼いでいた。
自宅でタバコ屋を経営、朝は豆腐を売り歩き、
昼は進駐軍のメイド、夜は洋裁の内職。
・タバコ屋の店先で井戸端会議をする近所のおばちゃんの話を聞いて耳年増になった。
・子供の頃、近所の畑からトマトを盗んで見つかって、
鎌を持った女性に追いかけられた。
※大人になった後も強烈なトラウマとして覚えている
・小学校時代、給食費を滞納して「給食をただ食いしている」と言われた。
泣いて帰って母親に訴えると「心配せんでも学校は倒産せん!」と一喝された。
・小学校時代、成績は2と3のオンパレードだった。
・小3の時、作文「春のおとずれ」が熊本の新聞に掲載された。
・中学時代、社会人に間違えられる程の老け顔だった。
・中学〜高校時代、柔道部。
・中学時代のニックネームは「バルタン星人」。
・高校時代、女子バレー部の部室に忍び込みブルマーを盗んだ。
・高校時代、短足が大のコンプレックスだった。
・高校時代、弁論大会で優勝。
・高2高3の時、生徒会長でありながら柔道部の部室で悪さをする「隠れ不良」だった。
選挙演説で巻紙に演説文を書いて独特の口調で語った。
・高2の時、修学旅行で行った東京で皇居のアベックを覗きに行った。
・高校時代、坂本竜馬の本を読んで感銘を受け、坂本竜馬のような生き方に憧れた。
・坂本竜馬への憧れから高知大学を受験するが2年連続で不合格。
・店のお金を拝借してよく映画を観に行った。
・大学時代、フォークサークル「ヴィレッジボイス」に所属。
博多の須崎公園で演奏した。
・大学時代のニックネームは「化け物」。
・大学時代、女の子と初デート。
・大学時代、教育実習を担当したクラスの担任に「君は本当の意味の先生になれる」と言われた。
・歌手を目指して大学を中退して上京後、母親が8年間学費を払い続けていてくれた。
・友人に「お前ほど不幸な顔立ちの男はいない。一生童貞かもな」と言われて真剣に悩んだ。
■武田鉄矢
□私生活
・好物…オムライス。麻婆豆腐。
さんま。ふぐ。ホタテ(大好物)。焼たらこ。
平目の肝のソテー。九十九島せんべい(長崎銘菓)。
中華料理。
・健康の為に食事は妻が管理。
痛風を患って以来油ものは食べない。
妻が作る弁当を現場に持っていく(昼と夜2食分持って行く事がある)。
・料理は全く出来ない。
・好きな酒…芋焼酎。
・タバコが好き。
・健康法…水泳。筋トレ。スポーツジム。
散歩(隣人の犬を借りて一緒に歩く)。
・持病…痛風。
・食事と運動で約10㎏のダイエットに成功。
・30代の頃に過剰神経症を患った。
・心臓の大動脈弁置換手術を受けた(先天的疾患、ICUに入院=11年)。
・半年に1回健康診断を受ける。
・血糖値が高い(=07.10現在)。
・血液がサラサラになる飲んでいるので出血しやすい(=13.04現在)。
・40代半ばの頃に中年の鬱病になって何もかも嫌になった。
仕事も家族も捨てて逃げようと何度も思った。
・毎朝7:30に起きる。
・シャワーを浴びながら無意識におしっこをしてしまう。
・高所恐怖症。
・家事は一切しない(=07.10現在)。
・読書が大好き。本を大量に所有。
気になった本は全て購入する。毎月の本代は10万円以上。
物理学に関する本が好き。
・好きな作家…司馬遼太郎。宮沢賢治。
・集中力を高める時に「般若心経」を読む。
ゴルフのスタート前、映画のクランクインの時、など。
・好きなミュージシャン…オレンジレンジ。
・好きな映画監督…小津安二郎。
・ノートに日記や読んだ本の感想などを毎日書く。
・英語で日記を書く。
・坂本龍馬が大好き。
・アダルトビデオが大好き。
・女性の裸体画を描くのが好き。
・好きなブランド…パパス(明るい色の服を愛用)。
・ソフト帽を愛用。
・住んでいる所…東京都世田谷区(一軒家)。
・別荘がある所…鹿児島県種子島(ログハウス)
・いきつけ…
「風ふくkitcen」(福岡市中央区、店長は気が合う後輩=22.08現在)。
「須崎屋台かじしか」(福岡・博多=22.08現在)。
「割烹よし田」(福岡・博多、鯛茶漬け=22.08現在)。
「福一」(三軒茶屋、府中焼き=19.03現在)。
「い津み」(赤坂、ふぐ)。
「温洲軒」(新宿区、オムライス)。
いろり焼「門次郎」(六本木)。
屋台「味府」(博多、デビュー当時から30年通っている)。
「真屋」(博多・中洲)。
・高校時代から坂本竜馬に憧れている。
・福岡ダイエーホークスの熱烈なファン。
・48歳で普通自動車免許を取得。
・3年前から津軽三味線を習っている(=05.07現在)。
・ファンからの写真撮影を求めを必ず断る。
・隣人と近所つきあいをしている。隣人が飼っている犬を散歩に連れて行く。
・父親が肺がんで他界(享年72)。
・母・イクが急性肺動脈血栓で他界(享年79=98年)。
・よく家族で温泉旅行に行く。
・正月に家族でスキーに行く。
・次女・空見子が小学校の卒業式の謝恩会で「父親のモノマネ」をして大喝采。
・結婚するまで13人連続で女にフラれた。
番組がその13人を追跡調査してフった理由をアンケートすると、
1位は「汚い」2位が「顔が気持ち悪い」3位が「足が短い」だった。
・博多の公園で女性の足にすがって泣いて口説いて「女々しい」と言われて蹴られた事がある。
※その経験をドラマ「101回目のプロポーズ」の役作りに生かした
・女性を口説く時はストレートに「好きなタイプだ!」と言い続ける。
・若い頃はリルケの詩を丸ごと暗記しするなど手を変え品を変えて女性を口説いた。
・結婚当初は一番仕事がない時期でブティックで働いていた妻の給料9万円で生活していた。
・貧乏のどん底で皿洗いのアルバイトをやっていた時、妻と手を取り合って
「売れなかった時のエピソードとしてよく覚えておこう」と冗談で言い合っていた。
・ドラマ「金八先生」(第1シリーズ)に出演していた頃は毎晩のように六本木で遊んでいた。
つぶれかけた店もさんざん通って持ち直すので「六本木の十字軍」と呼ばれていた。
■武田鉄矢
□人間関係
・西田敏行…家族ぐるみの付き合い。酒、遊びの師匠。
初めて見た時から自分に似ていると感じてライバル意識を持っている。
各々のお国自慢をする番組でで共演した時にアドリブの応酬をして仲良くなった。
・堀内孝雄…友人。20代の頃からの仲。
・南こうせつ…友人。コンサートで共演。
母親が他界した時に南こうせつがお経を上げてくれた。
・芽島成美…友人。
・泉谷しげる…音楽の師匠。上京を勧められた。
新人時代に泉谷の前座をやっていた。
・中島常幸…ゴルフの師匠。
・尾形太作…中学校の後輩。
・千葉和臣、武田鉄矢、中牟田俊男
…海援隊のメンバー。一度解散して約10年後に再結成。
中牟田は高校の同級生。
千葉は大学時代にフォークサークルで知り合った。
・武田鉄矢、上條恒彦、金田明夫、森田順平、
赤木春恵、茅島成美、高畑淳子
…ドラマ「3年B組金八先生」シリーズの主な出演者(教師役)。
・田原俊彦、近藤真彦、野村義男、鶴見辰吾、浅野忠信、長野博、
萩原聖人、風間俊介、亀梨和也、加藤シゲアキ、中尾明慶、
増田貴久、濱田岳、八乙女光、薮宏太、
三原じゅん子、杉田かおる、小林聡美、川上麻衣子、伊藤つかさ、
小嶺麗奈、上戸彩、平愛梨、本仮屋ユイカ、忽那汐里、高畑充希
…ドラマ「3年B組金八先生」シリーズの主な出演者(生徒役)。
・星野真理、佐野泰臣…ドラマ「3年B組金八先生」で親子役で共演。
・谷村新司…仕事がなくてどん底の時に谷村の紹介で谷村がいた事務所に入った。
・山田洋次…山田が監督した映画「幸福の黄色いハンカチ」に大抜擢されて出演、
助演男優賞を受賞して役者の仕事が拓けた。
・高倉健、桃井かおり…映画「幸福の黄色いハンカチ」で共演。
演技がうまくできない時に高倉が励ましてくれた。
・浅野温子…ドラマ「101回目のプロポーズ」で共演。
・コージー富田、コロッケ、松村邦洋、三又忠久…武田のモノマネをする。
CM「赤いきつね」で三又と共演(=98年)。
・吉田拓郎、キャロル…新人時代に前座をやっていた。
・財前直見…映画「織部金太郎」シリーズで何度も恋人役で共演、
ベッドシーンをお願いしたが毎回上手に断わられた。
・細川ふみえ…舞台「母に捧げるバラード」で夫婦役で共演。
・芦川よしみ…デュエット曲「男の女のラブゲーム」「男と女のはしご酒」をリリース。
・美輪明宏…「母に捧げるバラード」の一部を美輪の「ヨイトマケの唄」から頂いた事を
正直に美輪に打ち明けたら「あなたは前世で私の部下だから」と笑って許してくれた。
・山口もえ…長女・菜見子の中学の同級生。
・有田哲平…ドラマ「101回目のプロポーズ」の大ファン。
・嘉門洋子…武田のファン。
・蔵野孝洋…武田のファン。武田の著書を全部持っている。
・中川礼二…カラオケで海援隊を歌う。
・酒井和歌子…憧れている芸能人。
中学時代から大ファン。30歳を過ぎて初めて共演した時に大感激。
・吹石一恵…憧れている芸能人。
・北里柴三郎…親戚(母方の祖母が北里家の出身)。
・直江喜一…ドラマ「3年B組金八先生」の生徒役(加藤優役)。
一級建築士として建設の仕事に携わっている(=02.05現在)。
・小泉千加子…美容師。21年間担当して貰っている。
料金はカットとパーマで4万円。※14.11現在
・鶴原潤、西田近子、藤原由紀子、馬庭真知子、横尾道子
…大学時代の友人(フォークサークル「ヴィレッジボイス」)。
※「誰だって波瀾爆笑」にVTR出演(=14年11月2日放送分)
・中野明…高校の同級生。武田が生徒会会長と時の副会長。よくふたりで一緒に帰った。
※「ウチくる!?」に出演(=12年2月5日放送分)
・児玉光明、佐藤賢明、不破茂…高校のクラスメート。
・柳瀬一幸…高校の柔道部の同期。
・藤井伊久蔵…博多のテレビ局のイベント担当。博多のアマチュア時代に世話になった。
※「ウチくる!?」に出演(=04年4月18日放送分)
・室田元好…初代マネージャー。
・久保木脩一朗…津軽三味線の師匠。
・山田節子…74年結婚。4歳年下。博多時代からの武田のファンだった。
・子供:
長女…菜見子。77年4月誕生。
次女…空見子。80年2月誕生。
■武田鉄矢
□エピソードなど
・大学在学中にフォークグループ海援隊を結成。海援隊は坂本竜馬の浪人結社の名前。
・地元・福岡のライブハウス・照和でウェイターのアルバイトをしながら海援隊で出演。
※照和…井上陽水、チューリップ、甲斐バンド、CHAGE&ASKAなどが出演した伝説の音楽喫茶
・照和に出演していた時、「しゃべり」の海援隊と「歌」のチューリップと人気を二分していた。
・小さなレコード会社にスカウトされて上京した。
・母親に反対されたが「1年だけ」と約束して上京した。
・博多から夜汽車で上京した。
・上京当初の給料は3万円。
・デビュー当時、家賃3万円の傾いた部屋で海援隊のメンバーと約1年間共同生活。
・CM「コックローチ」にゴキブリ役で出演。
・「母に捧げるバラード」は売れなかったら最後になる筈のアルバムの為にやっつけで作った。
・「母に捧げるバラード」のヒットで「これで10年は食える」と思ったが、
レコード会社が倒産して人気が低迷。
コンサートで1500人の会場に客が15人しかいなかった。
キャバレー廻りをした。給料が8ヵ月出なかった。
実家に帰省した時に母親に「どん底記念で乾杯しよう」と提案されて乾杯した。
・川下りの生中継のリポートをした時にイカダから川に飛び込んで死にかけた。
・映画「幸福の黄色いハンカチ」の撮影で山田洋次監督にさんざんしごかれた。
色気を出した芝居は全てダメ出しされて体重が6㎏落ちた。
・映画「幸福の黄色いハンカチ」で第1回日本アカデミー最優秀助演男優賞。
・ドラマ「3年B組金八先生」の最高視聴率は39.9%。
・ドラマ「3年B組金八先生」で毎回「卒業アルバム」を制作してスタッフ・出演者に配る。
・ドラマ「3年B組金八先生」の最終回で毎回アドリブの台詞で生徒役を泣かせた。
・独立して武田鉄矢商店を設立(=83年)。
・CM「東洋水産 赤いきつね」の決め台詞はアドリブが多い。
※「戦車が怖くて赤いきつねが食えるか」もアドリブ
・自らの脚本で映画「刑事物語」に主演してシリーズ化。
・映画「Ronin坂本竜馬」で憧れの坂本竜馬役を演じた(=86年)。
・ドラマ「101回目のプロポーズ」は最高視聴率は36.7%。
劇中の武田の台詞「僕は死にませーん」が流行語になった。
・種子島に子供の為の研修施設・武田鉄矢村を建設(=90年〜)。
・「勝海舟運動」と称して人を育てる事をこころがけている。
・自分で脚本を書く時は出来るだけ自分と女優のベッドシーンを盛り込む。
・初監督の映画「プロゴルファー織部金太郎2」で長女と次女に挿入歌を歌わせた。
・宴会ゲーム「武田鉄矢ゲーム」が若者の間で流行(=97〜98年)。
・「金八先生」の脚本家・小山内美江子のよびかけに応じて、
カンボジアに学校を作る為のチャリティーイベントを開催(=98年)。
・毎年1作童話を作ってコンサートの中で披露。
・台詞は全て博多弁の映画「ちんちろまい」主演(=00年公開)。
他の出演者も 千葉真一、牧瀬里穂、小松政夫など福岡県出身者が中心。
・「解決! クスリになるテレビ」でバラエティの司会に初挑戦(=01年)。
・子供が事件を起こすとマスコミからコメントを求められる。
・ドラマ「金八先生」の役作りの為に高校の教科書や心理学の本を読み、
教育改革や教科書問題について金八がどう思っているか想定問答をする。
・舞台「母に捧げるラストバラード」で母親役と自分自身の役のふた役を演じた。
・高倉健、瀬川瑛子のモノマネができる。
・アニメ映画「森のリトル・ギャング」日本語吹替版に声優として出演(=06年)。
・大判のスケッチブックを使って作詞する。
・曲作りに煮詰まった時はアイディアが出て来るまでひたすら歩く。
・60歳の時に母校・福岡教育大学から名誉学位を授与された。
・雑誌「anan」11年3月16日号でヒップのヌードを披露。
・時代劇の舞台「101回目のプロポーズ」に主演(=12年)。
・ドラマ「水戸黄門」に主演(6代目水戸黄門=17年)。
・マンガ「プロゴルファー織部金太郎」「おーい! 竜馬」の原作を担当。
・CM「東洋水産 赤いきつね」がギネス認定(公式認定証授与式に武田が出席=19年)。
※同じ俳優を起用したテレビCMを最も長い間放映し続けている商品
・主な著書:
「母に捧げるラストバラード」(集英社=99年)
エッセイ集「なるほど愛情学」
絵本「雲の物語」「月がのぼるまでに」「二十六夜まいり」
※絵本「雲の物語」の挿し絵は長女と次女が描いた
主要参考媒体
女性セブン 94年4月14日号
週刊女性 94年6月21日号
武田鉄矢 1949.04.11 俳優 歌手
武田鉄矢 1949.04.11 福岡県福岡市博多区出身
武田鉄矢 1949.04.11 3年B組金八先生(TV)
武田鉄矢 1949.04.11 贈る言葉
武田鉄矢 1949.04.11 男性芸能人(1980年代)
武田鉄矢 1949.04.11 男性芸能人(1970年代)若い頃