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青島幸男

■青島幸男(あおしま ゆきお)

□肩書き
 放送作家 作家 タレント 俳優 政治家

□生年
 1932(昭和07)07.17(蟹座/AB型)

□没年
 2006(平成18)12.20(享年74)骨髄異形成症候群

□出身地
 東京都日本橋区堀留町

□出身校
 早稲田高等学院
 早稲田大学商学部卒業
 早稲田大学大学院中退

□略歴(満年齢)
 67年(35歳)ドラマ「意地悪ばあさん」主演。
 81年(49歳)「人間万事塞翁が丙午」で直木賞。
 95年(63歳)東京都知事選当選。
 ※他の主な出演:
  映画 「川の流れのように」「釣りバカ日誌12」「死に花」
  テレビ「シャボン玉ホリデー」「お昼のワイドショー」「追跡」
  ドラマ「明日があるさ」

□趣味
 書 絵画 料理 日曜大工

□特技
 彫金

□資格・免許
 美容師免許 大型二輪免許 ガス溶接技能

□サイズ
 164㎝ 53㎏

■青島幸男

□幼少時代〜
・実家は仕出し弁当屋「弁菊」(東京・日本橋)。
 戦時中に強制疎開で壊されて廃業して旅館を開業。
・兄が1人いる。
・子供の頃、祖母と一緒によく近所の人形町末広亭に行った。
 学校でクラスメートを相手に落語を披露。
・両親に溺愛されて育った。
・近所の駄菓子屋でツケで欲しいモノを買った。
・10歳の時、中野区鷺宮に疎開。
 転校当初にイジメられたがガキ大将にケンカで勝って親分になった。
・小3の頃から読書が大好きだった。
・学生時代、画家を志してデッサンの勉強をした。

■青島幸男

□私生活
・好物…サバの味噌煮。肉じゃが。ひじき。
 煎餅(牛乳をかけて食べる、和風コーンフレーク)。
・嫌いな食べ物…タコ焼き。もんじゃ焼き。
・得意料理…カレーライス。スパゲティ。シチュー。カキのグラタン。
・料理をした後でまな板を奇麗に洗って包丁をとぐ。
・酒が好き。好きな酒は芋焼酎。
 酔ってテーブルの角に頭をぶつけて縫った事がある。
・健康法…毎朝5分間体操。
・結核で2年間自宅療養(大学院時代)。
・悪性リンパ腫の手術を受けた(=91年)。
・好きな本…カミュ「異邦人」。
・ズボンの裾上げができる。
・日曜大工が好き。本棚を作る。椅子の布の張り替えをする。
・ペット…犬2匹、猫4匹(=04.05現在)。
・ペットの世話をする事がストレス解消法。
・住んでいる所…東京都江東区(39階建てマンションの38階=99.07現在)。
・中野ブロードウェイに住んでいた。
・いきつけ…ふぐ料理「こばやし」(新宿、明治38年創業、主人は昔からの知り合い)。
・電車が好き。参議院議員時代もよく電車を使っていた。
・外出する時は帽子をかぶってマスクをする。
・30歳の頃、ガンガン稼いで女性にモテた。
 自分を「3モ主義」と称していた(モサッとしている割にモウカってモテる)。
・妻は14歳の時に青島家に養女に来た(親戚の娘)。
 当初は兄の恋人だったが兄に譲って貰って結婚した。
・浮気は妻公認だった。
 妻は青島から浮気の話を聞くのを面白がった。

■青島幸男

□人間関係
・立川談志、永六輔…友人。
・高見知佳…テレビ「追跡」の司会で共演。
・坂本九…坂本のヒット曲「明日があるさ」を作詞。
・石原慎太郎、横山ノック…参議院議員同期生(石原はトップ当選)。
・いっこく堂…いっこく堂の腹話術コントの台本を執筆(=03年)。
・高田文夫…青島のファン。
・美千代…?年結婚。
・子供:
 長女…青島美幸。59.02.07誕生。作家。
 ※孫…2人(=04.05現在)。

■青島幸男

□エピソードなど
・20代前半、トリスバー「カランタス」を人形町で経営。
 父親に「小説家になりたい」と言うと反対されたが、
 当時流行のトリスバーをやりたいと言うと賛成して出資してくれた。
 父親に「酒を水で割って出すだけで儲かる堅気な仕事だ」と言われた。 
・結核療養中にラジオで演芸番組を聴いて放送作家挑戦を思いついた。
 初めて書いた漫才の台本がリーガル千太・万吉に即採用された。
・放送作家、作詞家、作家、タレントとして多方面で活躍。 
・放送作家として「おとなの漫画」「シャボン玉ホリデー」などを担当、
 作詞家としてクレージーキャッツの数々の「無責任ソング」を作詞。
 タレントとして流行語「青島だーっ」を生み出した。
・三遊亭可楽(8代目)のモノマネができる。
・「スーダラ節」の「♪わかっちゃいるけどやめられない」は母親の口癖だった。
・植木等は青島に勝手に「無責任男」というイメージを作られた、と憤慨していたらしい。
・映画「鐘」がカンヌ映画祭批評家週間特別賞(=66年)。
 ※製作、脚本、監督、主演、作詞、作曲、歌を担当
・参院選全国区に初出馬初当選(2位当選=68年)。
・製作、原作、監督、脚本、音楽、主演の映画「二人でひとり」がカンヌ映画祭入賞。
 日本での劇場公開は3日で打ち切り(=70年)。
・政見放送と公報以外の選挙活動を一切やらずに連続4期参院選に当選。
 都知事選も同じやり方で当選。
・参議院議員時代、予算委員会で佐藤栄作に「あなたは財界の男妾だ」と言った。
・予算の強行採決に抗議して国会議員を辞任(=89年)。
・本格的に小説を書く以前、雑誌「パロディ」に小説のようなモノを書いていた。
・放送作家だった五木寛之、井上ひさし、野坂昭如、藤本義一の直木賞受賞に触発され、
 最初から直木賞狙いで小説を書いて処女作で受賞した。
・金丸信の辞職要求ハンストで30時間座り込み(=92年)。
・都知事選の公約に掲げた東京都市博中止を断行した。
・都知事時代、執務室に自分の書や絵画を飾っていた。 
・新宿紀伊国屋で書の個展を開催(=97年)。
・二科展初出展初入選(=98年) 。
・ドラマ「意地悪ばあさん」に主演(=99年)。
・参院選比例区に二院クラブから出馬して落選(=01年)。
・妻・美千代が「素顔が一番」に出演(=02年)。
・主な著書:
 「人間万事塞翁が丙午」
 「蒼天に翔ける」
 「極楽トンボ」
 「青島の意地悪議員日記」
 「繁盛にほんばし弁菊」

主要参考媒体
週刊朝日 97年5月23日号
週刊ポスト 98年8月28日号
週刊文春 99年7月29日号

青島幸男 1932.07.17 – 2006.12.20(享年74)作家
青島幸男 1932.07.17 – 2006.12.20(享年74)1960年代総合
青島幸男 1932.07.17 – 2006.12.20(享年74)1990年代総合
青島幸男 1932.07.17 シャボン玉ホリデー

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