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菅井きん

■菅井きん(すがい きん)

□肩書き
 俳優

□本名(旧姓)
 須斉キミ子

□生年
 1926(昭和01)02.28(魚座/B型)

□没年
 2018(平成30)08.10(享年92)心不全

□出身地
 東京都港区

□出身校
 頌栄高等女学校

□略歴
 62年(36歳)映画「キューポラのある街」出演。
 86年(60歳)大河ドラマ「いのち」出演。
 90年(64歳)映画「あげまん」出演。
 ※他の主な出演:
  舞台 「生きる」「恍惚の人」「夢千代日記」
  映画 「大学の若大将」「砂の器」「川の流れのように」
  ドラマ「必殺シリーズ」「うちの子にかぎって…」「家なき子」

□趣味
 編み物 パッチワーク 麻雀 旅行
 ゴルフ ボウリング 水泳 スキューバダイビング 登山 太極拳 気功

□特技
 茶道

□サイズ
 155㎝45㎏

■菅井きん

□幼少時代〜
・父親は織物の商いをしていた。
・姉、弟、弟、妹がいる。
・子供の頃、病弱で内向的な性格だった。
 家の中でひとりで人形遊びをしていた。
・腎臓の病気で伝染病研究所に入院。
・戦争中、千葉県船橋市に疎開。
・戦争中、食べるのを楽しみに料理学校に通った。

■菅井きん

□私生活
・好物…さんま。せんべい。
・朝食はバナナ1本と牛乳1杯。
・タバコが大好き。好きなタバコは中南海。
 何度も禁煙にチャレンジして何度も挫折、亡くなる2ヵ月前まで吸っていた。
・家事は苦手。料理は長女が作ってくれる。
・健康法…バナナ(毎朝食べる)。太極拳。
・北京で行われた太極拳の国際大会で団体の部最優秀賞。
・人間ドックで見つかった胆石を手術(=87年)。
・自宅で転倒して右手を骨折(=97年)。
・老人性骨粗しょう症で右足首を骨折(=04年)。
・長女出産後に体が丈夫になった。
・茶道(裏千家)の免状を持っている。
・ペット…
 犬(名前は文太、牡2歳=03.05現在)。
 鳥(名前はモモコ=01.10現在)。
・住んでいる所…東京都杉並区浜田山(一軒家、50年住んでいる=03.05現在)。
・長女夫婦・孫と同居中(=08.10現在)。
・新婚時代に3畳間の下宿に住んでいた。
・夫の両親と同居していた時に姑にイジメられた。
・いきつけ…
 うなぎ屋「さか井」(杉並区浜田山)。
 牛肉屋「丸正」(杉並区浜田山)。
 レストラン「CHEZ NOUS」(杉並区浜田山、ヒレステーキがおいしい)。
・温泉が大好き。1日休みがあるとひとりで温泉に行く。
・60歳を過ぎてからスキューバダイビングをはじめた。
・水上スキー、パラグライダー、飛行機の操縦、気球、スカイダイビングに挑戦。
・ひとり旅が好き。
・若い頃は毎日のように自宅で朝まで麻雀。

■菅井きん

□人間関係
・藤田まこと…ドラマ「必殺シリーズ」で20年間義母と婿役で共演、
 藤田を「ムコ殿!」と呼んでいびって話題になった。
・白木万里…ドラマ「必殺シリーズ」で20年間母娘役で共演。
・松田優作…ドラマ「太陽にほえろ!」で親子役で共演。
・内藤剛志…憧れている芸能人。
・久保栄…恩師。芸名の名付け親。※故人
・三上登…長女の夫。
・佐藤正之…映画プロデューサー。49年結婚。※96.12.16他界
・子供:
 長女…中子(なかこ)。
 ※孫がいる

■菅井きん

□エピソードなど
・高等女学校卒業後、徴用を避ける為に文部省調査課、東京帝国大学学生課で働いた。
・東京芸術劇場の研究生になる(=46年)。
 友人に誘われて舞台「人形の家」を観たのがきっかけ。
・「菅井きん」という芸名はデビュー当時の演出家が命名。
・父親が俳優になる事に大反対だったので逆にやる気が出た。
・俳優座に在籍していた。
・30代からフケ役を演じた。
・いびり役を演じるのが好き。
・役作りの為に踊りやお茶を習った。
・2時間ドラマに多数出演。
・来た仕事はできるだけ断らない。
・映画「お葬式」で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞(=84年)。
・ドラマ「家なき子」で安達祐実が演じる子供に影響を与える鬼婆を演じた。
・自宅を「素顔が一番」で公開(=03年)。
・90年に紫綬褒章、96年に勲四等宝冠章を受章。
・82歳で映画「ぼくのおばあちゃん」に主演してギネスに認定された。
・著書…「わき役ふけ役いびり役」。

主要参考媒体
テレビタレント人名事典(日外アソシエーツ、第5版)
クロワッサン 87年3月25日号
主婦の友 88年9月号
週刊文春 96年8月8日号

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