■米村でんじろう(よねむら でんじろう) □肩書き サイエンスプロデューサー サイエンスライター □本名(旧姓) 戸谷傳治郎 □生年 1955(昭和30)02.15(水瓶座) □出身地 千葉県市原市 □出身校 加茂村立富山小学校 加茂村立富山中学校 千葉県立市原高校 東京学芸大学 東京学芸大学大学院理科教育専攻科修了 □略歴(満年齢) 96年(41歳)サイエンスプロデューサーとして独立。 98年(43歳)米村でんじろうサイエンスプロダクションを設立。 12年(57歳)ドラマ「火災調査官 紅蓮次郎スペシャル」出演。 ※主な出演など: テレビ「オレは日本のガリレオだ!?」「世界一受けたい授業」「徹子の部屋」 著書 「おもしろ科学ミュージアム」「君にもできる手作り電池」「親子で楽しむ科学実験」 □趣味 釣り(フライフィッシング) □資格・免許 教職免許 2級小型船舶 ■米村でんじろう □幼少時代〜 ・実家は農家。 ・父親は製鉄工場勤務(日雇い)。 ・4人兄弟の末っ子。兄が3人いる。 ・房総丘陵の山間で生まれ育った。 川で魚釣り、山で松ヤニ採りをして遊んだ。 ・茅葺屋根の家(8畳ひとま)に一家6人で住んでいた。 ごはんは薪を燃やしてかまどで炊いていた。 父親が近所の湧き水から自宅まで「水道」を敷設した。 ・内気で人見知りな子供だった。 野球やサッカーなど集団で遊ぶのが苦手でたいていひとりで遊んでいた。 ・小学校時代、アニメ「鉄腕アトム」のお茶の水博士に憧れた。 ・小学校時代、電磁石(壊れたラジオの部品を利用)や望遠鏡を自作した。 ・小学校時代、よく宿題を忘れて立たされた。成績は2と3が多かった。 ・小学校時代、理科や工作が好きだった。 「ものしり博士」と呼ばれていた。 ・小学校〜中学時代、家で勉強するのは嫌いだった。 理科以外の成績は悪かった。特に英語が苦手だった。 ・中学時代、化学部。 吹矢、パチンコ、石斧、爆弾、火縄銃などを作った。 火薬の詰めすぎで火縄銃が暴発して手首に怪我をした(大人になった後も傷が残っている)。 ・中学時代、友人がいなかった。 ・中学〜浪人時代、不安神経症に悩まされた。 ・高3の時、父親が工場で事故死。 ・浪人時代、牛乳配達と製鉄工場のアルバイト。 ・3浪して大学に入学。浪人中はひきこもりぎみだった。 ・大学時代、大泉学園の学生寮に住んでいた(寮費1ヵ月4000円、トイレ風呂共同)。 スーパーで買った一袋約50円のうどん1食だけしか食べない日があった。 ・大学時代、物理学を専攻。 ・大学時代、女性に全然モテなかった。 ・大学時代、フォルクローレ音楽に傾倒してケーナをたくさん作った。 ・大学時代、江戸時代の蘭学本やヨーロッパの古い科学文献を読み漁り、 機器を作って様々な実験をした。 ・大学時代、量子力学や相対性理論が理解できなくて何度も単位を落とした。 ・学生時代、集団生活が苦手だった。 ・社会に出て働くのが嫌だったので大学院に進学した。 ■米村でんじろう □私生活 ・好物…寿司。冷やし中華。チーズフォンデュ。 ・静電気、電気ショックが苦手。 ・東京都文京区に地下1階地上3階建ての実験専門ビルがある(=14.09現在)。 ・方向音痴。 ・人見知り。 □人間関係 ・スピードワゴン…中京テレビ「でんじろう先生の日曜実験室 ラブラボ!」で毎週共演。 ・西村聡一(チャーリー西村)…一番弟子。元マネージャー。 ・滝川洋二…大学院の先輩。 滝川が提案した物理教育実践検討サークル(後にガリレオ工房に改称)に参加(=86年)。 ・律子…高校の物理教師。82年結婚。大学院のゼミで知り合った。婿養子。 ・子供:長男。 ■米村でんじろう □エピソードなど ・前職… 私立自由学園(非常勤講師)。 都立高校物理教師(都立稲城高校→都立小金井北高校)。 ・29歳から40歳まで11年間教師をしていた。 全校生徒の前で実験に失敗して自分が吹いた火で顔面を火傷した。 雪が降った時、やる気が出ない時にしょっちゅう欠勤した。 ・第1回科学技術体験活動アイデアコンテスト・科学技術庁長官賞を受賞(=96年)。 ・科学技術館(東京・北の丸公園)にあるワークスがホームグラウンド。 科学を体験できる様々な施設がある。1日5回公開実験が行われる。 ・週末に全国各地でサイエンスショーを開催。開催回数は1000回以上。 1000人超の会場が常に満員。チケットが発売1時間で完売することがある。 ・自分の身体を使って危ない実験に挑戦する。 ・実験中に鉄板が顔面に落下してメガネの破片が眼球に入って緊急搬送された事がある。 ・主な科学実験… 巨大シャボン玉(人が入る大きさ)。 空気砲(段ボール箱で作る)。 コップの蓄電器(2個のコップの間にアルミホイルを挟む)。 宙に浮くシャボン玉(ストローとアルミホイルで作った静電気を利用)。 ハンドオカリナ(掌の中の空気を振動させて音を出す)。 百人おどし(コップに溜めた静電気を放電して手をつないだ全員が感電)。 ペーパーブーメラン(正確に手元に戻る)。 木炭電池(リサイクル電池、科学技術庁長官賞を受賞)。 ・考案した科学実験が中学校の教科書に採用された。 ・子供たちを大仰天&大爆笑させるショーを目指している(ドリフターズが理想)。 米村でんじろう 1955.02.15 サイエンスプロデューサー 米村でんじろう 1955.02.15 千葉県市原市 米村でんじろう 1955.02.15 東京学芸大学大学院理科教育専攻科修了 主要参考媒体 AERA 07年6月11日号