■立川談志(たてかわ だんし)(5代目)
□肩書き
落語家 立川流家元 参議院議員
□本名
松岡克由
□旧芸名
柳家小ゑん
□生年
1936(昭和11)01.02(山羊座/A型)
□没年
2011(平成23)11.21(享年75)喉頭がん
□出身地
東京都 小石川
□出身校
東京高校中退
□略歴
63年(27歳)真打ちに昇進。5代目立川談志を襲名。
66年(30歳)テレビ「笑点」初代司会。
71年(35歳)参院選全国区当選。
※他の主な出演:
映画 「クレージーの怪盗ジバコ」「週刊バビロン」「理由」
テレビ「まんが学校」「ダダダダッ!談志ダッ!!」「談志・陳平の言いたい放だい」
□趣味
映画鑑賞 ボクシング観戦 NBA観戦
□サイズ
170㎝
■立川談志
□幼少時代〜
・子供の頃、お風呂が嫌いだった。
親に連れられて銭湯に行くと板の間で遊んでいた。
・子供の頃、床屋が嫌いだった。
・小学校時代、田舎に疎開した。
・小5の時、終戦で東京に戻ってきて学校や教師が言っていた事は嘘だと判った。
・中学時代、落語に熱中。
ラジオで落語中継を聴いた。授業中に落語全集を読んだ。
・野球選手か水泳の選手になりたいと思っていた。
■立川談志
□私生活
・好物…寿司。トンカツ。くさや。ドリアン。
・嫌いな食べ物…フランス料理。台湾料理。懐石料理。
・酒が好き。毎日飲む。
食道がんを患うまでは大酒飲みだった。
食道がんの手術後も飲んでいた。
・持病…C型肝炎。
・血圧が通常の倍近くまで上昇して仕事をキャンセル(=98年)。
・食道がんの手術を受けた(=97年)。
高座で食道がんを告白。
入院中に朝の7:00に起こされるのが大嫌いだった。
入院中に痛み止めの注射で幻覚を見た。
退院する時にタバコを吸ってみせた。
退院当日に「にっかん飛切落語会」のトリを務めた。
・不眠症。
・ゴキブリが苦手。
・好きな俳優…フレッド・アステア。
・好きな映画監督…ビリー・ワイルダー。
・ライオンのぬいぐるみが好き。
・童謡に詳しい。
※著書に「童謡咄」がある
・住んでいる所…東京都文京区根津(=99.05現在)。
・いきつけ…
寿司「一心」(文京区湯島)。
洋食屋「大木」(台東区浅草)。
・雨が好き。
・銭湯が好き。
・つまらない映画は途中で映画館を出てしまう(たいてい途中で出た)。
・毎年新潟県岩室村で田植えと稲刈りをした。
・年4〜5回沖縄(渡嘉敷島)でホエールウォッチングや水泳を楽しんだ。
・電車で人間観察をするのが好き。
・携帯電話が嫌い。
・冠婚葬祭が苦手。
・バイアグラを試したみた事がある(効いた)。
■立川談志
□人間関係
・加賀まりこ…家族ぐるみのつきあい。
・毒蝮三太夫…畏友。同い年。
立川流の弟子(高座名は立川毒まむ志)。
談志は芸名「毒蝮三太夫」の名付け親。
毒蝮の結婚式の司会は談志。
談志の長女の結婚式で談志の代理で長女と一緒にバージンロードを歩いた。
・山城新伍…友人。朝まで映画の話で盛り上がる。
談志がつきあっていた女 の子を山城が奪った事があるらしい。
山城が監督した映画「週刊バビロン」に談志が友情出演。
・中尾彬、中村勘三郎、和田アキ子…友人。飲み友達。
・松村邦洋…入院中にアポなしでお見舞に来た。
名前を「村松」と勘違いして覚えていた(その名前で手紙を出した)。
・ビートたけし…弟分。飲み友達。立川流の弟子(高座名は立川錦之助)。
・ミッキー・カーチス…立川流の弟子。飲み友達。
・高田文夫…立川流の弟子(高座名は立川藤志楼)。
九州のミニコミ誌で談志を「やっこさん」よばわりして破門(後に和解)。
・野末陳平…立川流の弟子(高座名は立川陳志い=ちんじい)。
・立川志の輔、立川志らく、立川談春…弟子。
志らくは談志が住んでいた家に住んでいる(賃貸=17.09現在)。
・横山ノック(立川禿談次)、上岡龍太郎(立川右太衛門)、
山本晋也(立川談遊)、赤塚不二夫(立川不死身)、団鬼六(立川鬼六)
…立川流の弟子(高座名)。
・山藤章二…立川流の顧問。
・石原慎太郎…自民党参議院議員の同僚。
都庁を訪れて落語資料館の設立を訴えた(=99.09.02)。
・5代目柳家小さん…師匠。16歳の時に高校を中退して弟子入り。
・トモ(テツandトモ)…談志のモノマネをする。
・伊集院光…落語家時代、談志の19歳の頃のテープを聴いて
「これは絶対かなわない」と思って落語家を断念。
・春風亭小朝…談志のファン。
小学校時代、落語好きの母親に連れられて寄席に通い、
談志の落語を聞いて衝撃を受けて落語家を志した。
・太田光…小学校時代から談志のファン。打ち上げに来る。
・市川染五郎、堀井憲一郎…談志のファン。
・妻…?年結婚。第一生命ホールで受付嬢をしていた。
・子供:
長男。
長女…松岡ゆみこ。41歳、銀座と六本木のクラブのママ(=05.04現在)。
■立川談志
□エピソードなど
・前座時代は「立川小よし」を名乗っていた。
・落語家としては前例のないタイプだった。風雲児、異端児、問題児などと呼ばれた。
・参院選全国区で無所属で出馬、当選後に自民党に入党。
・参議院議員時代、決算理事、沖縄開発庁政務次官を務めた。
・二日酔いで記者会見に臨んで沖縄開発庁政務次官を1ヵ月で辞任(=76年)。
・女性問題を起こした政治家の選挙応援で女性問題に触れた。
・弟子の真打ち昇進試験失敗をきっかけに落語協会を脱退して「立川流」を創設(=83年)。
・立川流の弟子には以下3つのコースがある:
Aコース…「立川流」旗揚げ以前のベテランが対象。上納金なし。
Bコース…文化人・芸能人限定(上岡、たけし、高田文夫など)。上納金あり。
Cコース…一般社会人限定。会費と引き替えに芸名を与える。
・成田空港のイミグレで麻薬犬にポケットを噛まれた事がある(くさやの干物が入っていた)。
・アニメ映画「ジャングル大帝」声優(ハム・エッグ役)。
・最前列で居眠りしていた客に怒って独演会を中断(=99年)。
・落語の中で社会システムを揶揄する。
・NHKの討論番組でナメた発言をする若者を一喝して泣かせた事がある。
・田中角栄のモノマネができる。
・自ら過激な歌詞を作詞したラップのCD「アメリカ」をリリース(=03年)。
・長女・弓子が「ウチくる!?」に出演(=03年7月27日放送分)。
・長女・弓子がシングル「唇 待きれなくて」をリリース(=05年)。
・主な著書:
「現代落語論」(三一書房)
「あなたも落語家になれる」(三一書房)
「談志楽屋噺」(文藝春秋)
「新釈落語咄」(中央公論社)
「酔人田辺茂一伝」(講談社)
「眠れなくなるお伽咄」(DHC)
「世の中与太郎でえじゃないか」(青春社出版社)
「立川談志遺言大全集」(全14巻、講談社)
立川談志 1936.01.02 – 2011.11.21(享年75)落語家
立川談志 1936.01.02 男性芸能人(1960年代)「笑点」初代司会
立川談志 1936.01.02 笑点