■白鵬翔(はくほう しょう) □肩書き 大相撲力士 第69代横綱 ※21年引退 □本名 ムンフバト・ダヴァジャルガル □年寄名 間垣→宮城野 □生年 1985(昭和60)03.11(魚座/A型) □出身地 モンゴル ウランバートル □略歴(満年齢) 01年(16歳)3月場所で初土俵。 06年(21歳)3月場所後に大関に昇進。 07年(22歳)5月場所後に第69代横綱に昇進。 15年(30歳)1月場所で33回目の優勝(優勝回数新記録)。 ※通算成績: 1187勝247敗253休、優勝45回、 殊勲賞3回、敢闘賞1回、技能賞2回、金星1個 ※主な出演: テレビ「東京フレンドパーク」「ぐるぐるナインティナイン」 CM 「大塚製薬 オロナミンC」「サッポロビール」「パンシロン01+」 □趣味 読書 映画観賞 ゴルフ □サイズ 192㎝155㎏ □特記事項 ・モンゴル出身 ・第69代横綱 ・歴代最多優勝 ・通算最多勝利 ■白鵬翔 □幼少時代〜 ・父親はモンゴル相撲の元横綱。 年1場所のモンゴル相撲で5年連続通算6回優勝。 メキシコ五輪レスリングの銀メダリスト。モンゴルの国民的英雄。 ・母親は元医者。 ・5人きょうだいの末っ子。兄が1人、姉が3人いる。 ・子供の頃、兄と一緒に森でリスを捕まえて焼いて食べた。 ・学生時代、悪い事をする同級生を叱る学級委員だった。 ・学生時代、成績はあまり優秀ではなかった。 ・学生時代、バスケットボールのセンターとして活躍。 ウランバートルの大会で3位入賞。 マイケル・ジョーダンに憧れていた。 ・学生時代、100m11秒3の俊足だった。 ・モンゴル相撲をやりたいと思っていた。 ・衛星放送で日本の大相撲を見ていた。 冬に雪の上に土俵をかいて友達と相撲を取って服を破いては母親に怒られた。 ■白鵬翔 □私生活 ・好物…スープ。牡蠣(大好物)。納豆。漬物。コーヒー。 ・嫌いな食べ物…あんこ。 ・1回の食事で白米を3合食べる。 ・事務所に泊まり込んで3日間断食(=16年)。 ・右足親指の遊離軟骨を除去する手術を受けた(=16年)。 ・左膝の内視鏡手術を受けた(=16年)。 ・右膝の骨片を摘出する内視鏡手術、 右足首の遊離軟骨を除去する手術を受けた(=18年)。 ・右上腕筋断裂が数回の再生医療で治った(=19年)。 ・新型コロナウイルス陽性反応(味覚異常=21年1月)。 ・心の鍛錬の為に座禅や呼吸法に取り組んだ。 ・日本語の勉強の為に日本語の歌をよく聴く。 ・好きな歌手…夏川りみ。 ・好きなドラマ…「冬のソナタ」(妻との交際の参考にした)。 ・海外ドラマが好き。TSUTAYAをよく利用する。 ・日本語のひらがなとカタカナを書く事ができるようになった。 ・いきつけ… モンゴル料理「モンゴルタウン」(神田、週に3日は行く)。 焼肉「牛車」(墨田区)。 ・カラオケの十八番… 吉幾三「酒よ」。松山千春「大空と大地の中で」。夏川りみ「なだそうそう」。 ・モンゴルで狼を見た事がある。 ・ゴルフのベストスコアは90(=13.01現在)。 ・ジャイアンツの大ファン。 ・父親が肝臓の病気などで他界(享年76=18年)。 ・くっつけて置いた2台のベッドで家族5人で一緒に寝る(=15.02現在)。 ・長女と長男の出産に立ち会った。 ・妻は初めて交際した女性。 18歳の時に朝青龍主宰のパーティーで隣の席に座り、 日馬富士が撮ってくれた写メがきっかけでメアドを交換。 置き引きされた携帯から泥棒が妻に送ったイタズラメールで急接近 (泥棒が妻に「愛してる」というメールを送った)。 ・妻と交際中にドラマ「冬のソナタ」を見て恋愛について勉強した。 ・妻に日本語を教えて貰った。 ■白鵬翔 □人間関係 ・高見盛…友人。飲み友達。 ・はなわ…友人。 ・みのもんた…「みのもんた」と入った化粧廻しをプレゼントして貰った。 ・ポドルスキ…19年3月場所を観戦して白鵬と対面。 Instagramで「My Friend白鵬、優勝おめでとう」と投稿。 ・豊昇龍、霧馬山、逸ノ城、照ノ富士、貴ノ岩、鶴竜、 白鵬、玉鷲、日馬富士、朝赤龍、朝青龍、時天空、旭天鵬、旭鷲山 …モンゴル出身力士(年齢順)。 朝青龍と白鵬は父親同士が友人(朝青龍の父親はモンゴル相撲の関脇)。 日馬富士と白鵬は子供の頃から仲良し(同学年、ライバル的存在)。 ・龍皇…宮城野部屋の先輩モンゴル力士。 宮城野親方は龍皇の刺激になるようにと白鵬をスカウトした。 ・熊ケ谷親方(元前頭竹葉山)…育ての親(入門時の宮城野親方)。 ・宮城野親方(元十両金親)…師匠。 ・鈴木昌平…タレント。白鵬の元付き人。 ・山田豊文…山田の指導で断食に挑戦した。 ・HEY!たくちゃん…白鵬のファン。 ・若の里…入門当時に憧れていた力士。 ・双葉山…憧れている力士。 ・杉本和隆…整形外科医。主治医。右膝の手術を担当。 ・和田紗代子…徳島の資産家の娘。07.02入籍。1歳年上。 ・子供: 長女…ユンレンツォー愛美羽(あみう)。07.05.10誕生。 長男…ムンフジャルガル真羽人(まはと)。08.08.02誕生。 次女…美羽紗(みうしゃ)。11.01.23誕生。 三女…真結紗(まゆは)。16.12.14誕生。 ■白鵬翔 □エピソードなど ・旭鷲山が来日のきっかけを作ってくれた。 ・大相撲入りを目指して来日したが、痩身だった為に受け入れ先が決まらず、 諦めてモンゴルに帰国する前日に宮城野部屋に入る事が決まった。 ・来日当初、父親がモンゴル相撲の元横綱という事を明かさなかった。 ・四股名の由来はともに大横綱の「柏戸」「大鵬」から。 「柏鵬」とする案もあったが色白だったので「白」にした。 ・入門時は身長175㎝体重62㎏。 カラダを作る為に吐きながらたくさん食べて寝る前に毎日牛乳を1ℓ飲んだ。 寝て体を大きくする為にたくさん寝た(最長1日18時間)。 ・入門当初、日本語が判らず兄弟子からのシゴキも厳しかった。 稽古場で泣いた事もあった。 ・宿舎近所のモンゴル料理店に毎日通って場所中に10㎏増量(=03年11月)。 ・日本語の上達とともに番付があがった。 ・史上4番目の若さ(19歳1ヵ月)で新入幕。 ・他の部屋に出稽古に行くのが好き。いろいろな力士と稽古できるのが楽しい。 ・得意手…右四つ。寄り。出し投げ。 ・若い頃の大鵬、全盛期の2代目貴乃花に似ているとよく言われる。 ・「相撲が柔らかい」とよく言われるが実際は体は硬い。 ・左足関節靱帯損傷で途中休場(=05年7月場所)。 ・史上4番目の若さ(21歳0ヵ月)で大関に昇進。 ・大関昇進の伝達式の口上… 「大関の地位を汚さぬよう全身全霊をかけて努力します」 ・新大関としての最高成績をマーク(14勝1敗)。 ・史上4番目の若さ(21歳2ヵ月)で初優勝。 ・史上3番目の若さ(22歳2ヵ月)で横綱に昇進。※1位北の湖、2位大鵬 ・幕内の全取組をビデオで見て対戦相手の癖などをチェック。 ・毎晩寝る前に翌日の対戦相手に勝つイメージトレーニングをする。 なかなか勝てなくて4〜5時間眠れない事がある。 ・横綱昇進の伝達式の口上… 「横綱の地位を汚さぬよう精神一到を貫き、相撲道に精進致します」 ・双葉山が得意とした「後の先(ごのせん)」で勝つ事を目指してしてる。 ※後の先…相手より一瞬遅く立ちながらあたり合った後に先手を取る立ち合い ・少年相撲の国際大会「白鵬杯」を主催(=10年〜)。 ・稀勢の里に敗れて63連勝でストップ(=10年11月場所2日目)。 ・1月場所後の一夜明けの記者会見の審判部批判発言が問題になった(=15年)。 ・立ち会いで猫だましを使って物議をかもした(=15年11月場所10日目)。 ・東日本大震災応援ソング「「アサガオ」をリリース(=16年)。 ・千秋楽結びの一番(vs日馬富士)を立ち会いの変化で勝って優勝を決めた。 一部観客から激しい野次を受けた、優勝インタビューで涙。※16年3月場所 ・モンゴルで軍隊式トレーニングで身体を鍛え直した。 ・通算勝利数単独1位(1048勝=17年7月場所13日目)。 ・立ち合い後に力を抜いて一気に寄り切られた一番の後、 土俵下で右手を挙げて約1分間立ち合い不成立をアピール(=17年11月場所11日目嘉風戦)。 ・17年11月場所千秋楽で観客と万歳三唱を行って厳重注意を受けた。 ・史上初の幕内通算1000勝(=18年9月場所14日目豪栄道戦)。 ・日本国籍を取得(=19年)。 ・新型コロナウイルス感染拡大防止の為に無観客で開催された20年1月場所で優勝。 ・横綱として1000回出場(史上初、2位は北の湖818回=20年7月場所10日目)。 ・徳俵付近まで下がる横綱として異例の立ち会い(=21年7月場所14日目正代戦)。 ・6場所連続休場明けに全勝優勝(=21年7月場所)。 千秋楽結びの一番の全勝対決で大関・照ノ富士に勝利して土俵上でガッツポーズ。 ・東京五輪の柔道会場に姿を見せた事がSNSで露呈して物議を醸した。 ・主な歴代1位記録: 優勝回数45回、全勝優勝回数16回、横綱在位84場所、 通算勝利数1187勝、幕内通算勝利数1093勝、横綱在位中の勝利数899勝。 ・現役を引退して年寄「間垣」を襲名(=21年9月)。 襲名に際して「相撲界の慣わしから逸脱した言動を行わない」などを誓約。 ・現役引退会見(日本相撲協会公式YouTubeチャンネルで生配信=21.10.01)。 ・弟子・北青鵬の暴力問題で階級降格処分(=24年)。 主要参考媒体 週刊文春 05年3月17日号,06年4月6日号 FLASH 06年4月18日号 白鵬翔 1985.03.11 大相撲力士 白鵬翔 1985.03.11 モンゴル出身 白鵬翔 1985.03.11 ジャイアンツの大ファン