■沢村貞子(さわむら さだこ)
□肩書き
俳優
□本名
大橋貞子(おおはし ていこ)
□生年
1908(明治41)11.11(蠍座)
□没年
1996(平成08)08.16(享年87)心不全
□出身地
東京都台東区浅草
□出身校
浅草尋常小学校
日本女子大学
□略歴(満年齢)
56年(48歳)映画「赤線地帯」出演。
60年(52歳)映画「秋日和」出演。
76年(68歳)ドラマ「となりの芝生」出演。
※他の主な出演:
映画「破れ太鼓」「駅前シリーズ」
■沢村貞子
□幼少時代〜
・父親は狂言作家、浅草・宮戸座の奥役の加藤伝太郎。
・兄、姉、弟(3歳年下)がいる。
・母方の伯母は仕立物の名人だった。
・浅草・猿若町に住んでいた。
・習いごと…二弦琴。
・家の手伝いとして家族の下駄を洗った。
・8歳の頃から弟(加東大介)の付き人をした。
・冬場によく風邪をひいた。
・女学校に入った頃から急に身長が伸び始めた。
・女学校時代、近所の子供の家庭教師をした。
将来教師になりたいと思っていた。
・関東大震災で被災、震災当日は公園で野宿した。
■沢村貞子
□私生活
・好物…お茶漬け。
・ぬか漬けを漬けている。
・子供の頃から暑がりで寒がり。
・住んでいた所…神奈川県葉山町。
・双眼鏡で海を見るのが好き。
・姉(矢島せい子)は社会福祉運動家。
■沢村貞子
□人間関係
・黒柳徹子…友人。黒柳から「母さん」と呼ばれた。
・寺田農…友人。
・友里千賀子…朝ドラ「おていちゃん」ヒロイン。
・4代目沢村国太郎…兄。
・加東大介…弟。
・長門裕之、津川雅彦…甥。兄の子供。
・今村重雄…31年結婚、33年離婚。
・藤原釜足…俳優。36年結婚、43年離婚。
・大橋恭彦…68年結婚。※94年他界
新聞記者→雑誌「映画芸術」再刊。
大橋が職と妻子を捨てて沢村の元に来た。
■沢村貞子
□エピソードなど
・大学在学中に新築地劇団に入団(=29年)。
・プロレタリア劇団に入団(=31年)。
・治安維持法違反容疑で2回逮捕、
獄中で凄惨な拷問を受けた。
・日活に入社で映画女優デビュー(=34年)。
・自分の容姿は主役級でない事を自覚していて、
自ら望んで脇役を演じた。
・半生記「貝のうた」出版(=69年)。
・エッセイ集「私の浅草」で日本エッセイストクラブ賞(=77年)。
・沢村の原作による朝ドラ「おていちゃん」放送(=78年)。
・他の主な著書…「わたしの献立日記」「老いの道連れ」。
・沢村と大橋の遺骨は相模湾に撒かれた。
主要参考媒体
私の浅草 新潮文庫 87年11月25日発行
週刊現代 21年2月6日号
沢村貞子 1908.11.11 – 1996.08.16(享年87)女優
沢村貞子 1908.11.11 – 1996.08.16(享年87)秋日和
沢村貞子 1908.11.11 – 1996.08.16(享年87)東京都台東区浅草
沢村貞子 1908.11.11 東京おにぎり娘