■桂歌丸(かつら うたまる)
□肩書き
落語家
□本名
椎名巌
□生年
1936(昭和11)08.14(獅子座/A型)
□没年
2018(平成30)07.02(享年81)慢性閉塞性肺疾患
□出身地
神奈川県横浜市
□出身校
横浜市立南吉田小学校
横浜市立吉田中学校
横浜市立横浜商業高校定時制中退
□略歴(満年齢)
51年(15歳)5代目古今亭今輔に入門。
66年(30歳)テレビ「笑点」に出演(→16年勇退)。
68年(32歳)真打ち昇進。
※他の主な出演:
映画「落語野郎 大爆笑」「トラック野郎 男一匹桃次郎」「博多っ子純情」
CM 「日本盛」「ネスカフェ」
□趣味
切手収集 歌舞伎鑑賞 釣り
■桂歌丸
□幼少時代〜
・実家は妓楼「富士楼」(横浜市真金町)。
・ひとりっ子。
・3歳の時に父親が他界。
・父方の祖母に育てられた。
・戦時中に母親の実家に縁故疎開(個人疎開)した。
・子供の頃から落語が大好きだった。
ラジオで1回聞いて噺を覚えて小学校で各クラスを廻って落語を披露していた。
小学校を出たらすぐに入門したかったが、
祖母に「みっともないから中学だけは出てくれ」と言われて嫌々中学校に通った。
・中学時代、落語家には必要ないと思って全然勉強しなかった。
□私生活
・好物…お茶(自分で入れる)。
・酒は飲めない。
・以前はヘビースモーカーだった。
・急性汎発性腹膜炎で救急搬送(=00年)。
・腰部脊柱管狭窄症の手術を2回受けた(=06年、08年)。
・肺気腫に伴う感染憎悪で10日間入院(=09年)。退院後に禁煙した。
・胆のう摘出手術を受けた(=09年)。
・閉塞性肺疾患を患った(=14年)。
・インフルエンザと腸閉塞を患った(=15年)。
・メニエール病、ヘルニアを患った。
・人生で一番太っていた時の体重は50㎏(40代)。
・化石を収集している。
・住んでいる所…神奈川県横浜市(横浜在住70年以上=09.05現在)。
・いきつけ…「かつ半」(横浜市中区、月に1回は行く)。
・新潟の山中で釣りをしている最中に猿の大群に囲まれて爆竹を鳴らして蹴散らした事がある。
■桂歌丸
□人間関係
・春風亭昇太、林家木久扇、三遊亭好楽、三遊亭小遊三、6代目三遊亭圓楽、
2代目林家三平、桂歌丸、7代目立川談志、前田武彦、三波伸介、
5代目三遊亭圓楽、山田隆夫…テレビ「笑点」の主な出演者。
・5代目古今亭今輔、桂米丸…師匠。
・富士子…57年結婚。4歳年上。
・子供:
長女…雅子。
長男…学。71年誕生。
※孫、ひ孫がいる。
□エピソードなど
・15歳の時に5代目古今亭今輔に入門。
・二ツ目時代に師匠に反発して約2年間破門状態。
その間妻と一緒に化粧品のセールス(飛び込み営業)のアルバイトをしていた。
・兄弟子の桂米丸の門下に移る(=61年)。
・出囃子は大漁節。
・テレビ「笑点」に第1回からレギュラー出演。
・地元の三吉演芸場で独演会を開催(=74年〜)。
・バニーガール、花魁などの女装を「笑点」で度々披露。
・三遊亭円朝の怪談噺がライフワーク。
・円朝作「真景累ケ淵」「牡丹燈籠」を練り直した。
・落語芸術協会会長に就任(=04年)。
・芸術選奨文部科学大臣賞を受章(=05年)。
・旭日小綬章を受章(=07年)。
・テレビ「笑点」5代目司会者(=06年〜16年)。
・晩年は車いすで移動、酸素吸入のチューブを付けて高座に上がった。
主要参考媒体
週刊ポスト 05年11月18日号
日刊スポーツ 18年7月3日号
桂歌丸 1936.08.14 – 2018.07.02(享年81)落語家
桂歌丸 1936.08.14 – 2018.07.02(享年81)神奈川県横浜市
桂歌丸 1936.08.14 – 2018.07.02(享年81)笑点