■服部幸應(はっとり ゆきお)
□肩書き
料理研究家
□本名
服部幸應
□生年
1945(昭和20)12.16(射手座/O型)
□没年
2024(令和06)10.04(享年78)
□出身地
東京都
□出身校
学習院初等科
学習院中東科
明星学園高校
立教大学社会産業学科卒業
□略歴(満年齢)
77年(32歳)服部栄養専門学校の校長に就任。
81年(36歳)服部栄養専門学校の理事長に就任。フランス政府トリコロール章を受章。
※主な出演番組:
「きょうの料理」「TVチャンピオン」「SMAP×SMAP」
□趣味
読書
□特技
デザイン
□サイズ
179㎝138㎏
■服部幸應
□幼少時代〜
・実家は戦国時代の1561年から続く武家の料理・作法の流派「服部流割烹」の家元。
・父親は第15代服部流割烹家元。
・2歳で包丁を持たされた。4歳でリンゴの皮が完璧にむけた。
・おばあちゃん子の甘えん坊だった。
・子供の頃から父親に料理を教え込まれた。
いきなり「××を作ってみろ」と言われて作ると10品のうち9品は「作り直し」と言われた。
どこが悪いかは教えてくれないので必死に考えた。
・小学校時代、体が弱くていくら食べても太れなかった。
・中学時代、スキューバダイビングで体が丈夫になった。
・高校時代、アイビールックで通学(制服はなかった)。
・高校時代、父親に連れられて世界中を食べ歩いた。
・19歳の時、船でアメリカに渡って各地でホームステイしながらひとり旅をした。
毎日パーティーに出席してテーブルマナーを学び人脈も出来た。
・大学時代、カーレースをやっていた(4回優勝)が、父親にバレてやめた。
・20歳の時、父親が他界。
・大学時代、レストラン、喫茶店など4軒の経営をまかされた。
店の仕事の合間に授業に出た。
スタッフのほとんどは年上だったので人間関係に苦労した。
□私生活
・好物…寿司(特にマグロの赤身)。「蒸卵」(名古屋市・松川屋)。
「ふうき豆」(山形県・山田家)。
・朝食は家族揃ってたくさん食べる。きざみネギ入りの卵焼きと味噌汁は定番。
・食べる量を3割カットして3年間で約15㎏やせた。
・厳選したお取り寄せ情報をファイルしている。
・父親に言われた「夕食は自宅でするな。自分より知識の多い人と食べよ」を実践。
・毎年生まれ年のワインを1本だけ飲む(1945年はワインの当たり年)。
・平均睡眠時間は4時間。
・いきつけ…天ぷら「つな八」(新宿、値段が手頃)。
■服部幸應
□人間関係
・鳩山由紀夫…中学の同窓生。
・山東昭子…山東が立ち上げた「元気な120歳をつくる会」の理事長に就任。
・三瓶…服部料理専門学校の生徒だった。
・長山藍子…憧れている芸能人。
・津貴子…妹。第17代服部流割烹家元。
・妻…71年結婚。自分がやっていたレストランにお客さんとして来て知り合った。
妻の母親が作る家庭料理がおいしかったので結婚を決意、妻も家庭料理が得意。
・子供:
長男。
次男。
■服部幸應
□エピソードなど
・服部栄養専門学校は明治創業で自分は5代目。
・「これを今度食べてみて下さい」と全国各地からいろいろなものが送られてくる。
・マオカラージャケットがトレードマーク。
自分でデザインしたオーダーメイドを30着以上所有。年間5〜6着作る。
・停電でワインカーブに入れてあった45年モノの秘蔵ワインが全部駄目になった事がある。
・講演を多数こなしている。
・調理師免許の試験問題を作成。
・調理師免許を持っていないらしい。
・食育・料理を通じて生活習慣病を克服する活動に取り組んでいる。
・1年間の講演数は100本以上。
・昼間は生徒と接するためにできるだけ学校にいる。
・仕事が入っていなかった日に「今日は久々にゆっくり休もう」と思ったら
いきなり39度の熱が出て倒れてしまった事がある。
・年間200軒以上の食べ物屋をチェックするが、満足できる店は1〜2軒。
・「気」の力でワインの味を変える事ができる。
・8年大学に通って医学博士になった。
・服部栄養専門学校校長。
・東日本料理学校協会会長
・フランス料理アカデミー理事
・全国栄養士養成施設協会常任理事。
・全国調理師養成施設協会副会長。
・ドラマ「おいしい関係」の料理監修を担当。
・テレビ「料理の鉄人」の総合プロデューサーを務めた。
・主な著書:
「食育のすすめ」
「服部幸應流おいしいマナー・ブック」
「服部幸應の塩梅」
「服部幸應の食材事典」
「家庭料理 おいしさのコツ」
「服部幸應の男の料理道具」
主要参考媒体
サンデー毎日 95年11月12日号
Views 95年12月号
BIG tomorrow 99年5月号
服部幸應 1945.12.16 – 2024.10.04(享年78)料理研究家