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掛布雅之

■掛布雅之(かけふ まさゆき)

□肩書き
 野球選手(88年引退)
 野球指導者

□所属
 阪神タイガース(74年〜88年)

□本名
 掛布雅之

□生年
 1955(昭和30)05.09(牡牛座/B型)

□出身地
 千葉県千葉市

□出身校
 千葉市立新宿小学校
 習志野高校

□略歴
 74年(19歳)ドラフト6位で阪神タイガースに入団。
 85年(30歳)ホームラン40本108打点。日本シリーズ優勝。
 14年(59歳)阪神タイガースの打撃アドバイザーに就任。
 ※入団、引退、就任は野球シーズン年度
 ※現役時代の通算成績:
  1625試合、1656安打、 .292、349本、1019打点
 ※主なタイトル・表彰:
  ホームラン王3回、打点王1回

□趣味
 靴収集 格闘技観戦 釣り クルマ バイク

□特技
 料理 ボウリング

□免許・資格
 大型二輪免許

□サイズ
 175㎝ 77㎏

■掛布雅之

□幼少時代〜
・両親は千葉市内で小料理屋「みやこ」を経営。
・父親は元千葉商野球部監督。試合での判定トラブルの責任を取ってやめた。
・6人きょうだい(男3女3)の三男。一番上の姉は13歳年上。
・小料理屋の3階が生活空間だった。
・子供の頃、カルシウムを摂る為に骨せんべいをおやつがわりに食べた。
・家から自転車で行ける距離に海水浴場があった。
・両親を見て小学校時代から自分で料理をした。
・小学校時代、野球以外にサッカー、剣道、水泳をやっていた。
・生来の左利きではなかったが父親の勧めで左手を使うようにした。
・中学時代、1年からサードのレギュラー。
 父親が監督だったので「父親が監督だから試合に出られる」とよく陰口を叩かれた。
・中3の時、練習中に味方のエラーでふてくされた態度を取って一度だけ父親に殴られた。 
 「野球はひとりでやるものじゃない」と怒られた。
・プロ野球選手になるために父親と一緒に厳しい練習をした。
 野球部の練習から帰宅後に自宅の庭で新聞紙を丸めて作ったボール打ちと素振りをした。
 寝る前に布団の上で鉄アレイを持ち上げた。
・高校時代、トレーニングの為に重い鉄ゲタを履いて歩いて逆に足腰を痛めた。
・高校時代、公式戦でホームラン0本。
・高2の時、夏の甲子園に出場。1回戦敗退(4番ショートで4打数1安打1打点)。

■掛布雅之

□私生活
・好物…ホルモン焼き。カニ(年に数回日本海側に食べに行く)。
 あわびのクリーム煮。漬け物。
・嫌いな食べ物…餅。魚。
・得意料理…天ぷら。
・酒乱の噂がある。
・筆記用具は右手、箸は左手を使う。
・靴を集めるのが好き。
・住んでいる所…大阪府豊中市(一軒家=07.05現在)。
・ビモータやハーレーの旧モデルを所有(バイク)。
・小学校時代に父親に連れて行って貰って以来釣りが好き。
 ルアー、リールなど道具に凝っている。
・ボウリングのアベは約180。
・愛車ポルシェで歩行者用信号に激突して大破する交通事故(=78年)。
・酒気帯び運転で現行犯逮捕(罰金100万円、3日間謹慎=88年)。
・長男は社会人野球をやっている(三菱重工神戸野球部=07.08現在)。
・若い頃は照れ屋で女性と話すのが苦手だった。
 初デートはプロに入ってからだった。

■掛布雅之

□人間関係
・加藤晴彦…友人。飲み仲間。
・島田紳助…友人。遊び仲間。
・中村勘三郎…友人。
・江川卓…現役時代のライバル。同い年。
・バース、掛布雅之、岡田彰布…日本一になった85年のクリーンアップ。
 3人で129本塁打(バース54本、掛布40本、岡田35本)。
 3者連続でセンターに本塁打(=85.04.17vs巨人、投手は槙原)。
・安藤統男…育ての親。入団当時の阪神のコーチ。
 叔父が安藤の友人だった縁で阪神の秋季キャンプに参加してドラフトで指名された。
・阿部慎之助…阿部の父親は高校のチームメイト(一緒に甲子園に出場)。
・福浦和也…習志野高校の後輩。
・片岡篤史…子供の頃から掛布のファン。
 掛布に憧れて野球をはじめて、掛布と同じ右投左打のサードになった。
・大黒将志…掛布の大ファン。
 サインを求めて自宅まで押しかけた(小学校時代)。
 06年W杯アジア最終予選北朝鮮戦で勝ち越しゴールを挙げた時の背番号は「31」だった。
・松村邦洋…掛布のファン。掛布のモノマネをする。
・千秋…掛布のファン。「好きなタイプは?」と訊かれると「掛布」と答えていた。
・小原直子…中学校の同級生、初恋の相手。19歳の時に偶然再会してデートした。
 ※テレビ「初恋談義2004」にVTR出演(=04年11月23日放送)
・親王塚貴子…深夜の3夜連続デートをフォーカスされた。
 ※「FOCUS」85年7月19日号
・安紀子…79年結婚。結婚当時は20歳の短大生。
・子供:
 長男…啓悟。

■掛布雅之

□エピソードなど
・ドラフト指名を受けた日に母校のグラウンドで父親から「花むけのノック」を受けた。
・1年目から1軍に定着、2年目でレギュラーになった。
・年俸は3年目に1年目の10倍になった。
・結婚するまで6年間球団の寮に住んでいた。
・開幕戦で満塁ホームラン(=77年)。
・オールスターゲーム第3戦で3打席連続ホームラン(=78年)。
・シングル「掛布と31匹の虫」をリリース(=78年)。
・田淵のトレードで空いた4番を打ち、球団新記録の48本でホームラン王を獲得、
 4代目ミスタータイガースと呼ばれた(=79年)。
・キャンプ中に豊中市の自宅に泥棒が入って現金2万円を盗まれた(=80年)。
・江川から2打席連続ホームラン(=83年)。
 試合後に「ボールがどうぞ打ってくださいと話しかけてきた」とコメント。
 ※川上哲治の「ボールが止まって見えた」と並び称された
・開幕前夜は開幕戦で使うバットを抱いて寝た。
・バッターボックスで体のあちこちを触ったのは、
 高校時代にダブダブだったユニフォームをたくしあげる癖がプロ入り後も残った。
・守備の時にグラウンドの土を少し拾って嘗める癖があった。
・86年以降、毎年怪我と故障で好成績を残せず、33歳で現役引退。
 86年に左手親指骨折と右肩を挫傷、
 87年に腰椎を捻挫、
 88年に左膝靱帯を損傷。
・クルマの専門誌「ハイパーくるまにあ」の客員編集長(=92年)。
・鈴鹿8耐の監督を務めた。
・長野五輪聖火ランナーを務めた(=98年)。
・野球解説者として日本テレビ「スポーツMAX」に出演。
・00年から少年野球教室をやっている。
・副業:
 鶏料理「参拾壱 ほっとこーなー」(大阪・天満=11.02現在)。
 串揚げ「串雅」(大阪・西天満=07.09現在)。
 フレンチレストラン「トランティアン」(京都=07.01現在)。

主要参考媒体
テレビタレント人名事典(日外アソシエーツ、第5版)
週刊文春 07年5月24号

掛布雅之 1955.05.09 野球選手

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