


■宇津井健(うつい けん)
□肩書き
俳優
□本名
宇津井健
□生年
1931(昭和06)10.24(蠍座/A型)
□没年
2014(平成26)03.14(享年82)慢性呼吸不全
□出身地
東京市深川区
□出身校
千葉県立千葉高校
早稲田大学文学部演劇科中退
□略歴(満年齢)
65年(34歳)ドラマ「ザ・ガードマン」主演。
74年(43歳)ドラマ「赤い迷路」出演。
94年(63歳)朝ドラ「ぴあの」出演。
※他の主な出演:
舞台 「結婚する手続き」「60歳のラブレター」「初蕾」
映画 「思春の泉」「スーパージャイアンツ」「新幹線大爆破」
ドラマ「野々村病院物語」「渡る世間は鬼ばかり」「ごくせん」
CM 「サントリーレッド」「リストライオン」「大正漢方胃腸薬」
□特技
乗馬
■宇津井健
□幼少時代〜
・子供の頃から馬が好きだった。
・祖父母が芸能好きだった。6歳から日舞を習わされた。
・小学校時代、千葉県に疎開。
・高校時代、演劇の全国コンクールに出た。
・大学時代、馬術部。
勉強はほとんどせずに馬とばかり過ごしていた。
■宇津井健
□私生活
・好物…おこわ。茶巾寿司。ドライカレー。うどん。そば。
ラーメン(大好物、週に1回は食べないと禁断症状が出る)。
エビ。小豆。桜餅。メキシコ料理。
・自分で食事を作る。
・食事の時に料理の素材によって4種類の箸を使い分ける。
・酔っている姿を見られたくないので60歳でほぼ酒をやめた。
銀座のバーでお茶を飲む。
・妻に「肺ガンで夫をなくした未亡人の手記」という本を渡されて50歳を過ぎて禁煙。
以前は手巻きタバコを1日60本のヘビースモーカーだったが、
・健康法…根コンブ水(飲み続けたら白髪が減った)。
筋トレ(通販で筋トレグッズを多数購入、腹筋を毎日700回)。
加圧トレーニング。散歩。
・自宅にトレーニングルームがある。
・若い頃とほとんど同じ体型を維持している。
・朝6:00〜7:00に起きる。
・指先から殺気を出してカラスを追い払う。
・ラッキーカラーは赤。
・着物が好き。約150着所有。
・ジーンズが好き。40本所有。
自分で買って洗濯してアイロンをかける。
ウエストサイズ は31インチ(=06.04現在)。
白いTシャツにジーンズが一番好きなファッション。
・ウエスタンハットを約40個所有。
・ウエスタンブーツを愛用。
スーツの時もウエスタンブーツブーツをはく。
・住んでいる所…東京都渋谷区(代官山の近く=03.08現在)。
・二世帯住宅に住んでいる(息子夫婦と孫が同じ建物に住んでいる=08.10現在)。
・いきつけ…
メキシコ料理「ラ・カシータ」(代官山)。
「小川軒」(代官山、ワインゼリーをお土産に買って帰る)。
そば「利庵」(港区白金、穴子天そばがおいしい)。
うどん「仙味洞」(世田谷区)。
「らーめん山頭火」(渋谷、とろ肉城塩ラーメンがおいしい)。
・70歳を過ぎてから約2年間ヒップホップダンスを習った。
・アルゼンチンタンゴを習った事がある。
・発声の常磐津を習っている(=08.04現在)。
・アメリカ映画を見て独学でウエスタン乗馬を勉強した。
メキシコの牧場にファームステイして乗馬を習った。
乗馬用の馬を持っていた。
乗馬を始めた当初は何度も落馬した。
落馬して顔面を強打して鼻を骨折。
乗馬用の鞍を収集。
・55歳の頃に友人に弟子入りしてナイフ工芸を始めた。
デザインから全て自分でやる。1本作るのに3ヵ月かかる。
作ったナイフは形見分けで友人にあげるつもり。
・役者の仕事を長く続ける為に長年の趣味だったナイフ工芸と乗馬をやめた。
・70歳の時に乗馬とクルマの運転をやめた。
・自分の葬式用の遺影を用意してある。
・メキシコが好き。
・座右の銘…才能の器は小さい、努力の器は大きい。
・予定や枠を作って自分を律するのが好き。
・若い頃は年上の女性が好きだった。20代の時に40代の女性と交際した。
■宇津井健
□人間関係
・三浦友和&山口百恵…家族ぐるみのつきあい。
結婚式で宇津井夫妻が仲人を務めた。
山口とドラマ「赤い〜」シリーズで何度も共演。
三浦は顔が似ているので「宇津井の隠し子」と噂された。
・池内淳子…新東宝時代からの50年来の友人。
舞台「女たちの忠臣蔵」で夫婦役で共演(=06年)。
・薬師寺保栄…友人。薬師寺の勧めで筋トレ器具を購入。
・勝新太郎…友人。幼なじみ。
・佐藤慶、仲代達矢…俳優座の同期生(4期生)。
・吉永小百合…主治医が同じ。
・井森美幸…分厚いコミック雑誌の破き方のコツを井森に教えてあげた。
・藤原紀香…同じ事務所。藤原の結婚披露宴で乾杯の音頭を取った。
・八千草薫…ドラマ「東京物語」で夫婦役で共演。
・石原さとみ…ドラマ「長生き競争!」で共演してベッドシーン。
・植草克秀、渡辺美奈代…ドラマ「さすらい刑事旅情編」で共演。
・植草克秀、宇津井健、角野卓造、前田吟、
赤木春恵、泉ピン子、中田喜子、長山藍子、藤田朋子
…ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の主な出演者。
・橋田寿賀子…ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の脚本家。
・石井ふく子…ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」のプロデューサー。
・純名りさ、国生さゆり、竹下景子、萬田久子
…ドラマ「ぴあの」で家族役で共演。
・エド・はるみ…宇津井のモノマネができる。
・有賀さつき…宇津井の息子との交際を噂された。
・小柳ゆき…大好きなミュージシャン。
CDを全作所有。ライブ、ディナーショーに行く。
・吹石一恵…宇津井のファン。
・千恵子…?年結婚。クリスチャン。※06年に肝臓がんで他界(享年74)
・子供:
長男…隆(りゅう)。63.03.10誕生。フジテレビ社員。
※孫…4歳(=04.03現在)。
■宇津井健
□エピソードなど
・大学在学中に俳優座附属俳優養成所に入る。
・乗馬の腕前を買われて映画「思春の泉」の主役を射止めた。
・映画「七人の侍」に通行人役で出演。
・新東宝時代、100本以上の映画に主演するが、会社の解散で大映に移籍。
・映画「スーパージャイアンツ」で演じたヒーローの衣装の股間のモッコリが話題になった。
水に濡れると乳首が透けて見える薄い衣装だった。
・ドラマ「検事」に主演(ドラマ初主演=61年)。
・50歳の時、ドラマ「赤い激流」の役作りの為にクラシックバレエを習った。
・大映テレビ制作のドラマでのオーバーな演技が話題になった。
・真面目で正義感あふれる人物を多数演じて「理想な父親」と呼ばれていたが、
60歳を過ぎてから少しづつ役柄が広がった。
・日中共同ドラマ「大地の子」に出演(=95年)。
・ドラマ「ごくせん」で極道一家の親分役を演じた。
・ドラマ収録の合間に持参した鉄アレイで筋トレをする。
スタジオでの待ち時間に足腰を鍛える為に座らない。
・自宅を「素顔が一番」で公開(=03年)。
・映画「死に花」で犯罪者役に初挑戦(=04年)。
・ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」に藤岡琢也の代役で出演(=06年〜)。
・年寄り扱いされて気を使われるのが嫌い。
・常に遺作のつもりで最新作に取り組んだ。
主要参考媒体
テレビタレント人名事典(日外アソシエーツ、第3版)
サンデー毎日 95年5月21日号
ステラ 98年10月16号
宇津井健 1931.10.24 – 2014.03.14(享年82)俳優
宇津井健 1931.10.24 – 2014.03.14(享年82)新幹線大爆破
宇津井健 1931.10.24 – 2014.03.14(享年82)男性芸能人(1960年代)若い頃